ラ・ラ・ランド見てきました!

2017年4月12日

こいちです。最近見たい映画がたまってて一気に見てるんですが、色んな人に進められてた本作をやっとこさ見に行けました!

めっちゃ感動!半端ない!

はじめはよくある、男女が偶然出会って恋に落ちる、お決まりの恋愛映画かなって思って見てたんですが、

最後の最後でやられました。

本当にジーンと来て、不覚にも泣きそうになってしまいました。

ちょっと自分の境遇とかぶる所があって、
お互い成功を目指して行く中で、すれ違いはあるけれども、最終的にお互いのゴールにたどり着いて、
お互いがお互いにありがとうを送る、というのが私の解釈。

割と、最後は現実的でハッピーエンドじゃない、っていう人もいますが、
私はあれはあれでよくて、だからこその感動があるし、ハッピーエンドなんだと思っています。

ニクい演出

なんというか、表現がアナログなんですよね。
古典的というかなんというか。

本作が始まったときには、ファッションや車などを見て、80年代が舞台なのかな?と思ってしまいましたが、
スマホを使っているのを見て、現代の映画なんだとわかったり、
随所で出てくるダンスシーンの画作りが、ちょっと古くさいというか。
音楽もジャズという選曲が、やっぱり古さを感じさせますよね。
そういうところに懐かしさというか、哀愁を漂わせるというか。
そういったものを感じたのが印象的でした。
大人が経験している過去を思い出させる表現なのかなぁと思ったりしています。

カメラワークはバードマンを彷彿とさせたワンカットカメラを使ったりなど、
技術的には割と凝ったことをしているんじゃないかなと思っています。

ミナとセブのみを大衆の中で注目させるライティングも素晴らしいですね。

当然、音楽も言うことなし!抑揚が聞いてて最高です!

不朽の名作

なんといっても本作は、タイタニックと並ぶ、アカデミー賞史上最多の14部門ノミネート!
受賞した賞は監督賞、主演女優賞、主題歌賞、作曲賞、美術賞、撮影賞!

テーマはミュージカルと音楽とラブストーリーと成功。
人の本質を表しているそれぞれの要素がテーマとなっているため、誰もが心震わせられる作品なのではないでしょうか?

この映画は頭で考える映画じゃなくて、見て感じる映画なのは間違いないです。
なんというか、とても本能的な映画だと思います。

上記した「古くさい」という点に関しても、どの時代、どの年代にもおすすめできる映画になっているため、
一瞬のはやりではなく、これからもずっと見られ続けていく映画になるんじゃないかなぁと思っています。

まとめ

とにかく、素晴らしい作品!
誰にでもおすすめできる作品で、ぜひ見に行ってほしいです!

デミアン・チャゼル監督自身もこの映画を作るために、これまで映画を作ってきた、と聞いていました。
彼の出世作の「セッション」はまだ見てないので、これもぜひ見てみようと思います!

追記

ララランドのサントラがサイコーにいいです!
Ost: La La Land

映画のシーンが頭に浮かんできて、また見に行きたくなっちゃいます・・・笑

また、なんか古いなぁと感じる部分に関しては、どうも名作のオマージュがあるらしく、そのあたりが沿う感じさせるのかなと思いました。
こちらのブログに比較動画のリンクが載っていたので、興味ある方は見てみてください。